Andersen, Stell #2
前回、レコード到着の勢いで書いたAndersenその2です。コツコツの苦手な僕がコツコツ磨きつつ少しずつ聴いているが、このレコードの汚れがとっても曲者。どうも、松ヤニ?あぶらっぽいパウダーのような変な粉が故意に塗してあり、通常のクリーニング方法では取り除けず、とっても困っている。
しかし、演奏内容はその苦労を報いてくれるような内容だと判明してきた。これは、とても嬉しい。まず、素晴らしいのが「ペトルーシュカ」。女流ピアニストとは思えないような迫力のある演奏で、12インチの後半がカーネギーホールの観客の止まない拍手となっている。またプロコフィエフの「ピアノ・ソナタ第7番」や、Jelobinskyという作曲家の「夜想曲ホ短調」(初めて聴いたが、夜想曲としてかなり良い出来の部類の曲)なども、ハイライトの一部だと思う。そして、両親がノルウェイ出身と言うこともあるのか、Andersenの十八番となっているグリーグ。これが、かなり良い。(つづく)
アセテート盤60枚を磨くのはさすがにしんどい・・・けど磨く。

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- 2008.05.09 Friday
- pianist - A
- 00:40
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- by sakuraphon